カイゼルカノン、ビークルモードです。
今回は製作者本人、イルカXが解説させていただきます。よろしくお願いします。
ビークルモチーフはドイツの80cm列車砲、グスタフです。
本物より少し前後に短くなってしまいましたが、可能な限り細かい部分を似せました。
今までレゴで色んな変形ロボを作って来た中で、列車モチーフは初めての試みだった為、
いつもより気合いを入れて作成しました。
後ろ側に干渉するため、主砲の仰角が少し狭いです。
前輪・後輪共に線路に沿って若干の角度を付けられます。ロール軸の位置がちょっと変ですが・・・。
家にあった線路パーツの上には乗れませんでした・・・。
車輪は一応列車のものを使っています。
大きさ故に変形が大掛かりな為、変形は順を追って解説します。では変形開始!
車輪部全体を左右に開きます。
前輪を畳みます。
前輪のパーツを固定し、後輪を左右に展開。車体後部のパーツを倒します。
腰アーマーを外側へ反転させ、車輪部全体を180度回転し、ロボットモードの足にします。
腰を起こして立ち上がり、前面部を折りたたみ腕にします。
肘から下を展開し、肩を180度ロールしてアーマーを起こします。
腕の変形が完了。次は砲台部の変形に取り掛かります。
砲台部全体をまず横にスライド。ピンの役割を果たすペグを使って適切な位置でロックします。
後ろ方向にも同じ手順で移動&ロック。
最後に伸ばしてあった頭部を畳みながら戻して変形完了。
ロボットモードです。
折りたたんであったのを展開する様な変形の為、かなり手足が細くなっています。
特に腰回りはビークルモードでの干渉を避ける為に貧弱にも見えるぐらい細くなっていまいました。
逆三角体型?
砲台をスライドするギミックにより、ギリギリ前後のバランスが取れています。
足裏が車輪になっているので接地面に難がありますが、左右に少し捻る事で多少は解決することができます。
顔は三つのスコープ(?)が付いている様なイメージ。
回転してレンズを切り替えられるようになっているという設定があります。
砲身を構え砲撃用意のポーズ。多少支えが必要ですが膝立ちも出来ます。
ロボットモードなら線路の向きを気にせず好きな方向に砲撃できますね。
両腕のアーマーの中には仕込みナイフが隠れています。多少なら近接格闘も可能でしょう。
ですが基本的に最前線には立ちませんので使い時は少ないです。
足がしっかり稼働するので問題なく座れます。
本当は専用の椅子を用意したかったのですが、いかんせんデカ過ぎるもので作成できませんでした・・・。
某聖帝みたいな豪華な椅子が欲しかったのですが・・・
仕方ないので破壊大帝に見習ってリンカーン像の椅子を貸してもらいましょう。
(ちゃんと壊さないよう丁寧に持ち上げて退ける事!破壊大帝とのお約束だぞ!)
訳あって破壊大帝が不在の為、彼が暫定リーダーという設定だったりします。
リーダー格らしい雰囲気は出てるかな・・・?